2021.08.31
斉藤高広 / director
先週のこと。
模型つくるのに急に紙粘土が必要になって、普段いかない藤沢の駅ビルの世界堂にいったんですよ。そしたら店の中に、ひと際オーラを放つ男がひとり。
ん?どっかでみたことがあるなぁと思い声をかけたらビンゴ。書家の小林さんだ。偶然の出会いにお互いビックリ。その時は時間が無くて数分しか話せなかったけど、今日うちに遊びに来てくれた。
小林さんとは10年以上前に東京で一緒に勉強会で学んでいた仲間。
そん時のおれといえば、会社は傾き気味で、金はない、元気もない。あるのは野望だけという時期。赤字をうめるために手持ちのお金をほとんど使い果たし、あげくのはてに乗っていたベンツが金融屋に差し押さえられり・・・(黒歴史だ。笑)
そんな時期、自分を奮い立たせようとあっちこっちに行って勉強ばかりをしていた。どうやら小林さんも同じような境遇だったみたい。
だけどその後、彼の人生は大きく変わっていた。独自の書道ライヴパフォーマンスを様々な国で発表。世界で活躍する書道家になっていた。動画とか見せてもらったけどめちゃくちゃかっこいい!
サンマーク出版から自伝もだしたらしい。当時は東京にいたのに、今はうちからほど近い鎌倉に越してきてたのも縁を感じる。
お互いの近況を語り合って、少しの時間だったけどめちゃくちゃ楽しかった。当時の勉強会でもちょっとはみ出し者だった俺らだけど、10数年たって、少しづつ面白い人生になってきたねって笑った。
シンクロニシティ―な偶然の出会いってほんと不思議。
ではまた☆
斉藤高広
チャラリーマンだった僕が人生は宝さがしだと気づいたら、世界に羽ばたくサムライ書家になっていた。 単行本(ソフトカバー)小林龍人 /amazon