2021.10.05
斉藤高広 / director
壁、看板の演出方法|チョークアート編
|お店の看板や、壁面にどんなサインを入れればいいか。
一般的にお店の看板や、壁面にはお店のブランドを表すロゴであったり、売り文句であったり、メニューであったりと色々と方法がありますが、ロゴや売り文句があちこちにありすぎると見た目のバランスが悪く、感じもあまりよくない。何も伝えないのもそれはそれで味気ないもの。サインはお店の在り方が問われる大切なところです。
|品よく、楽し気にみせたい場合に有効な手が「物語感」を伝えること。
こちらの現場、不動産屋の『湘南シーズン』さんの新社屋では「チョークアート」によってお家をつくるまでを物語化。一般的な不動産屋のイメージとは全く別物の、やさしい世界観がうまれました。
そこには何の売り文句もなく、一見なんのことかわからない。だけど理屈抜きで「なんか好き」と感じてもらうことができます。結局のところ、人がある程度のお金を使うときに、メリットよりも感覚的に好きな人や会社から買いたいものですよね。
物語を一つひとつ考えて、それをイラストレーターのAKIYAMAさんとカタチにしていきました。ちゃちゃっと出力して貼って終わりのインクジェットシートではなく、すべて一発勝負の手書きです。
朝の9時から開始し、終わったのは夜の12時。。でも、終わったときのAKIYAMAさんの感想は「あ~楽しかった~」でした。構成を考える人、カタチにする人、それぞれが好きを仕事にしているから大変さよりも楽しさの熱量が高め。
仕上がりにお客さんも大満足。
以上。『壁、看板の演出方法|チョークアート編』をお届けしました。壁面のアート、おススメです。
ではまた☆
斉藤高広
|チョークアートができるまで
お客さん:湘南シーズンさん
関連サービスサイト:看板デザイン相談所
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