仕事ってギフトだと思う。

どんな仕事をするかよりも、誰と仕事をするかが結構大事なんじゃないかと思う。この人好きだなぁ、この人のビジネスがもっとうまくいったらいいなぁと思いながらやる仕事はやっぱり楽しいしガンガン熱中できる。

何かの依頼を受けてから、たくさん時間も頭も使うわけです。どうせならやるなら相手にとことん喜んでもらいたい。そういうのって、仕事というより人にギフトを送る気持ちと同じ。

先日ある会社からネーミングの依頼を受けた。

うちのネーミングのサービスはビジネスのサービス名、商品名に特化したもので、2週間頂き30案以上の名前を提案するというもの。人の子供の名付け親になるようなものだし、事業の売り上げにも関わってくるので責任重大。

通常このサービスはオンライン上でやるもので対面は無し。だけど、ヒアリングのためにちょっとお客さんと電話で話したら、とても魅力的な方でついつい訪問していいですか？と言っちゃった。笑

新たに立ち上がるビジネスサービスのネーミングで、長年じっくりあたためてきた想いのこもってるサービスなんだとか。そういうお話、大好物♪

お客さんにヒアリングしてからスイッチが入り、その日から何をしていても頭にそのことがあって、パソコンに向かってあーでもないこーでもないと考えるのはもちろん、事務作業しているときでも、ごはんを食べていても、夜遊びをしていてもどこかで考えてる。ヒラメキはどこにでもヒントがあるから、思いついたらメモる。思いついたらメモる。そのループ。

そんなこんなで2週間で100本くらい考え、そこから絞り込み34本のネーミング候補が完成。契約上ではメールでちゃちゃと送って納品でOKなんだけど、一つひとつの名前が自分の子供みたいな感覚になってるから、大事に資料を出力して手紙をつけて郵便で送りました。ギフトを送るような気持ちで。

決定した名前をロゴデザイン。
名前に似合うきれいな服を着させて嫁に出しました。寂しいような嬉しいような。

ではまた☆

斉藤高広

関連サービス：ネーミング相談所