お金をもらわないでもやりたい仕事 | デザインとブランディングを相談できる。株式会社JIN | 藤沢

2022.03.08

お金をもらわないでもやりたい仕事

斉藤高広 / director

斉藤高広 / director

「お金をもらわないでもやりたい仕事」

この間、人から頼まれて名刺をデザインした。あまり細かな仕事が得意じゃないから普通は受けないんだけど、お相手はフリーランスの方で、ご自身の顔になる名刺に対する熱量が高かったもんだから、こっちもなんだかだんだん前のめりになりまして。

相手の方の、立場とか、名刺を人に渡すシーンをイメージしながら、レイアウトをあれこれと数日かけて考えた。今度はそれをデザイナーのKOBAYASIさんになげて、KOBAYASIさんはまたあれこれと考える。最後はZoomで二人であーだなこーだなと画面を共有しながら話し合って、だんだんとカタチになっていった。夜も遅くなって、気分もあがったから、そのデザインを肴にハイボールをのみだしたりなんかして。かなり時間がかかったけど、なかなかいいデザインができて、ご満悦な俺たち。

先方に校正をだしたら、とても喜んでくれた。「で、このデザイン費いくらなんでしょう」とおそるおそる聞かれたけど、タダにした。さらに印刷代もぼくがもった。(もはや仕事じゃなくて、ただのプレゼントじゃねえか)なんか、金をもらっちゃうと、さめちゃうというか。あじわっているおもしろさが半減しちゃうから、もったいなくてね。

この感覚が好きなんだよなぁ。「お金をもらわないでも、その仕事をしたい」と思えるかどうか。もちろん、そんなことを毎日やっていたら商売あがったりなんだけど、仕事をするときに「お金をもらわないでも、その仕事をしたいのか?」と自分に質問して、「ならやりたくない」と思ってしまう案件をもし日々やっていたら、それってかなり、こころにも身体にもわるいと思うんだ。

だけど、お金をもらわないでもしたいと思える仕事って、ほんとうは一番儲かるんだよね。結果的に。その波動というか、熱みたいなものがお金を払う側にも必ず伝わるものだ。それを信頼と呼ぶのだと思う。(信用よりもえらいやつ)嫌々、事務的にただ仕事こなしている人に本当に楽しくて、いい仕事はなかなか来ないよね。この法則みたいなものを、ここ数年で発見したんだけど、本当にそうなんだよな。

ではまた☆

斉藤高広

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